Anker PowerLine Ⅲ Flow USB-C & USB-Cケーブルを購入しました。USB PDで100Wが流せるケーブルでありながら、驚くほどの柔軟性を兼ね備えたUSB Type-Cケーブルです。
パッケージ、内容品
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パッケージです。Ankerの他の製品と同じような、白と水色を組み合わせたデザインで、Anker製品がエンボス加工で刻まれています。私はAmazon.co.jpで購入したのですが、ちょっと箱が潰れていました。おのれAmazon…
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内容物一覧です。サポートの連絡先の紙と、説明書、ケーブル本体が入っています。
ケーブル本体
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ケーブル本体です。本製品はかなりカラーバリエーションが多く、私が選んだアイスブルーの他に、クラウドホワイト、ミッドナイトブラック、ミントグリーン、ライトパープル、ラベンダーグレー、レモンイエローがあり、どれもかなり綺麗な色合いをしています。ケーブルは黒が圧倒的に多く、あっても白くらいのものなので、こういったパステルカラーがあると嬉しいですね。
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ケーブルにはゴム製のロゴ入りケーブルタイが付けられていて、縛ってまとめておくことができます。
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コネクタ部分にはAnkerのロゴがあります。コネクタ部の金属(ピンクゴールド)は高級感があり、値段相応の価値を感じます。
E-Marker情報
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USB PDで100W流せるケーブルなので、当然e-Markerチップも内蔵されています。KT001(Kotomi Premium)とWITRN U3でe-Marker情報を読み取ってみました。販売ページにも書いてあることですが、データ転送規格はUSB 2.0止まりなのが残念なところ。価格を考えると、USB 3.1や3.2まではいかなくても、USB 3.0くらいは対応してほしかったですね。まぁ、そうなると一気に結線数が増えてこれほどの柔軟性は実現が難しくなるのでしょうけど…
Vendor IDが「0x2E99(10進数にすると11929)」で、調べてもAnker Innovations LimitedのVendor IDは「0x291A(10進数は10522)」しか出てこず、あれ?と思ったのですが、これはe-Markerを作っているメーカーのVendor IDのようです。完成品を作っているメーカーのVendor IDではなく、中の製品を作っているメーカーのVendor IDになる場合もあるよう(リンク切れでWayback Machineに切り替え)で、これは初めて知りました。
で、それで調べるとHynetek Semiconductor Co,. Ltdという、中国深センに拠点を置くメーカーが出てきました。ここはe-MarkerチップやUSB PD関連のチップを作っているようで、e-Marker以外にもPD Source/Sinkコントローラーなども作っているようです。創業は2015年と若い企業ですが、Ankerのような有名企業にも採用されているのはすごいですね。
まとめ
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USB 2.0の割には高く、購入には二の足を踏んでいましたが、いざ購入してみるとかなりクオリティの高いケーブルでした。驚くほどしなやかなだけでなく、肌触りもすべすべで、ずっと触っていたくなるようななめらかな触感です。機能の割にお高いですが、それ相応の価値はあるケーブルです。
参考情報
Anker Powerconf 雑感と備忘録 https://www.labohyt.net/blog/apple/post-4942/