タイトルで落ちていますが、Watch Dogs: Legion(ウォッチドッグスレギオン)をプレイする方は、Windows10からWindows11にアップグレードするべきではありません。
Watch Dogs: Legionが起動しない問題の修復法
11月のブラックフライデーのセールで、安くなっていたのを見かけてWatch Dogs: Legionを購入しました。年末年始に遊んでいたのですが、マシンスペックが足りないのか、最低設定にしても頻繁にOSごと再起動するような状態でした。
幸い、セーブデータが吹っ飛んだりすることは無かったので、遊びづらいなと思いつつプレイしていたのですが、ある時同じように落ちてOSが再起動したあと、Watch Dogs: Legionを起動しようとすると、一旦は起動しかけるものの、すぐ「クラウドにデータを同期中」のメッセージ(終了するときに出る)が出て終了してしまうようになってしまいました。
その後は、OSを再起動しても、何度起動してもゲームが起動せず。こういうときはまず公式の情報を当たるのが重要なので、公式のサポートページを参考に、色々インストールし直したりしましたが、直りませんでした。途方に暮れてしまい、最終的にUbisoftのサポートに連絡しました。
私のPCは、CPUがRyzen 5 3600、GPUがRadeon RX480のvBIOSをRX580に書き換えたもの(OSにはRX580として認識される)、ゲームのインストール先は東芝のHDD、という構成です。ぎりぎりWatch Dogs: Legionの推奨スペックを満たしているようなレベルですね。もうそろそろきついのでGPUを変えたいのですが、今は時期が悪いのもあり更新できず…
サポートに問い合わせたあと、自力でこちらのサイトを見つけました。
このサイトにあるように、Ubisoft Connectを起動し、ゲーム→Watch Dogs: Legion→プロパティと進み、1番下にある「ゲーム起動引数」に「-dx11」と入力します。
私はこれで起動するようになりました。…起動しなくなるまではDirectX 12で動かしていたので、なぜDirectX 11で動かすと問題なく動くのか全く分からないのですが…
この処置をしたあとは、なぜかOSごとクラッシュする頻度も減りました。RX480もRX580もネイティブでDirectX 12に対応しているので、ハード的な問題ではないでしょうし、そもそもDirectX 12でWatch Dogs: Legionを動かすのがあまり相性良くないのかもしれません。
Watch Dogs: LegionはWindows11を公式にサポートしていない
また、サポートとやりとりする中で、DxDiagやMSInfo32などを提出して話を進めたところ、どうやらWatch Dogs: LegionではWindows11を公式にサポートしていないとの返答が返ってきました。もしかすると周知の事実なのかもしれませんが、私はサポートからの返事で初めて知りました。大半のソフトは問題なく動くので、まあいいかとWindows11にアップグレードしたのですが、少なくともWatch Dogs: Legionを遊ぶ方はサポートされるまでWindows11をアップグレードしないほうが良さそうです。サポートを受けられなくなってしまいます。