基本情報技術者試験を受けて合格した

コラム
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タイトルの通り、基本情報技術者試験を受け、合格しました。受験記的なものです。

基本情報技術者試験について

基本情報技術者試験では、2020年度からCBT方式が導入され、2023年度から現在の条件・内容で試験が行われています。CBT方式で、各地の試験会場に設置されたコンピュータで問題を閲覧、解答するタイプの試験です。このため、朝早く起きる必要が無くなりました。起床試験は無くなったんや

内容としては以前と概ね変わらず、コンピュータに関連する分野の問題が幅広く出題されることになっています。ただし、CBT化と同時期に、科目B(旧午後)がアルゴリズム偏重になったので、アルゴリズムが苦手だとしんどくなっています。私も苦手なのでつらかった。

受験のきっかけ

身の回りに受験したという人がいて、直接勧められたとかではないですが、今後の身の振り方を考えても、あって損はなさそうと考えました。コンピュータ関連の知識にはある程度自信がありますが、それを証明する方法が無いので、持っておいたほうが良さそうだなあと。

学校で資格取得の費用負担の支援を受けられるのですが、年度末でまだ使える枠が残っていたので、とりあえず受けておきたかったという理由もあります。

あとは、以前(5年ほど前)受けようと思って参考書だけ買っていて、結局使わずじまい受けずじまいだったので、その本を有効活用するという意味でも受けておきたかったです。

受験日、結果

CBT方式なので、受験日と時間、会場は選ぶことができます。私は、3月21日の13時に受験しました。試験は休憩時間も含めて科目A,B合計で200分(3時間20分)です。会場から出たのは16時前くらいでした。

結果は、科目Aが755点、科目Bが615点でした。それぞれの科目で1000点満点で、600点以上取れていれば合格なので、科目Bはギリギリでした…正直結果を見るまでヒヤヒヤでした。

点数は、試験終了ボタンを押すと即座に表示されます。これびっくりしましたね。ただし、合格が確定するのは受験月の来月中旬になります。

やった対策

キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者

とりあえず、前述の対策本(キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者)があったので、それを全部読みました。といってもこの対策本はコロナ禍での試験形式変更や、科目Bの変更には対応していない古いものだったので、この対策本で得られたのはほぼ科目Aの知識だけです。

本の分かりやすさは…どうですかね、比較したことがないので分からないですが、少なくとも悪くは無かったですかね。でも正直知っている部分も結構あったので、対策本が不可欠だったかは分かりません。

不満を上げるとすれば、内容の解説は多いのですが、実際の過去問の問題に対しての解説はあまり充実していませんでした。そのため、読み終わったあとは、「実際に今の状態で太刀打ちできるかな」と不安に感じていました。一般公開されている過去問もありますが、一部分だけなので、自分の今の得点力が測れなかったんですよね…

公式過去問

対策本をまだ読んでいた試験3週間前くらいのときに、一回過去問をやってみるかと思って公式が公開しているPDFの過去問をダウンロードして解いてみました。解いてから分かったのですが、過去問は一部しか公開されていないので、試験さながらに対策するのは無理なんですよね…

確か過去問は20問くらいだったと思うので、科目の問題数で割った時間の中で解いてみました。解いてみたところ、だいたい7割くらい解けたので、ちょっと安心(慢心)しました。ただし、本番の試験では全ての問題に得点が平等に重み付けされているわけではなく、得点として高い問題と低い問題があります(項目応答理論)。重みを解答側が知ることはできないので、n割解けたからといって得点としてもn割取れているというわけではありません。

過去問アプリ

対策本を読み終わったのが、だいたい試験の2週間前くらいでした。対策本の残りページが全体の1割くらいになったとき、基本情報技術者試験の過去問が解けるアプリが配信されていたので、それをスマホにインストールしてちまちま解いていってました。このアプリも公開過去問を使っているのですが、スマホでクイズ形式で解けるので、スキマ時間に解けて重宝しました。

で、これで過去問を色々解いてみて、読むだけでは身につかなかった知識や、本で読んだ気がしない知識が付きました。思い出そうとすると記憶として定着するのは分かっているのですが、流石に問題を自分で作るのはしんどいし、過去問は公式だとあまり使いやすいフォーマットではないしで、こういうアプリはありがたかったです。

テスト直前、一週間前あたりからは、ほとんど科目Bのプログラム読解の問題をこなしました。ただワーキングメモリが少ない人間なのでプログラムのトレースなどが苦手で、ヒーヒー言いながら解いていましたし、その割に正答率が低かったです。結果から見れば合格するレベルにはあるようですが、試験でこの分野に強くなれた気はしません…

終わってみての感想

正直かなりナメていて、ちゃんと対策したのは直前の5日間くらいで、あとは「まあ受かるだろ」と軽く考えていました。しかし科目Bのプログラム読解問題が予想以上に難しく(自分の苦手な分野で)、途中から「本当に受かるだろうか…?」と思っていましたが、なんだかんだで無事受かることができてよかったです。全体としての合格率は上がっているようですが、苦戦している人も多いと思うんですよね…

科目Bのプログラム読解の問題ですが、現在は擬似言語(プログラミング言語っぽい何か)が使われています。これも、ちょっと気持ち悪いというか慣れなかったところです。その言語を扱ったことがある人とない人で差が出ないようにするとか、そういった理由で疑似言語になったんだろうと想像しますが、分かりづらかったです。過去のように、普通にCとかJavaとかPythonで書いてほしいと思ってしまいます。別にポインタとかを使わなければ、全くの初学者でCと擬似言語で学習コストにそれほど差は無いと思うし、今後のためにもなるから既存の言語を使った方がいいと思うんですけど…あとシンタックスハイライトもくれ

さて次は何の資格を受けるんでしょうかね。できればプログラム読解がない資格がいいな…

病気療養中のガジェットオタクです。PC、スマホからオーディオ、家電まで、デジモノ・IT系中心に自分の興味のあるものならなんでも記事にします。誤字脱字など、ミスの報告歓迎です。
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