MIXI Mのサービス開始！6gramからサービス名変更

株式会社ミクシィが提供するモバイルウォレットアプリ「6gram」（ロクグラム）のサービス名が、2022年2月3日（木）から「MIXI Mミクシィエム」へ変更され、既存の決済機能に加え、個人データやID認証を管理する統合プラットフォームを提供開始することが発表されました。

サービス名の変更（6gram→MIXI M）について

「6gram」は、アプリとリアルカードが連携した一体型のキャッシュレス決済サービスとして、招待制で運営されていました。今後、決済・個人データ・ID認証を管理する統合プラットフォームとして展開していくにあたり、ミクシィのサービスであることがユーザーにも分かりやすい、「MIXI M」というサービス名称に変更されるとのことです。
また、「MIXI M」へのサービス名称変更に伴い、既存の関連する機能名も以下のように変更されます。

MIXI Mについて

「MIXI M」は、これまで 「6gram」として、アプリ上で複数枚のバーチャルプリペイドカードを即時に発行し、チャージして利用が可能なモバイルウォレットアプリを展開してきました。
今回「MIXI M」は、これまで主にアプリ（iOS/Android）で展開してきた決済機能の一部がブラウザで提供すされるほか、新たに個人データやID認証を管理する統合プラットフォームの提供を開始するとのことです。アプリ（iOS/Android）では、これまで通り「6gram」で展開してきた決済機能を引き続き利用できます。

MIXI Mの主な機能

1.ウォレット：銀行口座やクレジットカード、Apple Pay から、「MIXI M」のウォレットに入金（チャージ）することで、「MIXI M」を支払い手段として導入した加盟店にて決済利用が可能になります。

2.カード：アプリ上で発行できる、Visa/JCBのブランドプリペイドカードです。VisaおよびJCB加盟店で利用可能です（一部加盟店を除く）。また、友人間での残高送金や、グループを作成して残高を共有するなど家族や友人間での利用に特化した利用が可能です。ここは、恐らくこれまでの6gramと変わりません。

3.ID認証：オンラインサービスで共通で使えるアカウントです。「MIXI M」でのログインに対応したサービス(※2022年2月3日時点で利用できるミクシィグループのサービスは「TIPSTAR」と「PIST6」)で、サービスごとにアカウントを作成する必要がなく、スムーズにサインアップ、ログインを行うことが可能です。

4.アセット管理：「MIXI M」で登録した氏名や住所などの個人データやウォレット残高などのアセットを、ユーザー本人の同意により対応サービスに連携することが可能です。また、本人確認が必要なサービスにおいては、既に「MIXI M」にて本人確認済である場合にはそのステータスのみを連携可能とし、サービスごとに免許証などの個人情報を提出する必要がありません。今後は時期未定ながらも、データアセット（NFT）等にも対応を予定しているとします。

ミクシィは、『「MIXI M」は、これまでの決済機能に加えて、ID認証やアセット管理などを拡充することで、様々なサービス間での連携や個人データのサービスを跨いだ利用など、決済以外の領域でのベネフィット創出を目指していきます。』とコメントしています。

MIXI Mの基本情報

参考情報

＜モバイルウォレットアプリ「6gram」が2月3日（木）より名称変更＞「MIXI M」サービス提供開始｜株式会社ミクシィのプレスリリース – https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000262.000025121.html