uv + VSCode + WSL2でJupyter Notebookを使う方法

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この前調べてそうなんだと思った & これで困っている人がいたので一応書いておきます

手順

PythonにはJupyter Notebookを使えるようにするパッケージとして、最も一般的なjupyterというパッケージが存在しますが、これはWebブラウザでJupyter Notebookを利用するためのサーバーを立てるのが主目的のパッケージのようで、VSCodeからJupyter Notebookを使う場合には不要なnotebookなどのパッケージも含まれています。

では何を入れるのかというと、ipythonipykernelです。これはVSCodeのJupyter Notebookの拡張機能のGitHubに書いてあります

Jupyter Kernels and the Jupyter Extension
VS Code Jupyter extension. Contribute to microsoft/vscode-jupyter development by creating an account on GitHub.

Note: You do not need to install jupyter into the Python environment you want to use. Only IPython and IPyKernel are required to launch a Python process as a kernel and execute code against your notebook, e.g., . Visit our wiki to learn more.
pip install ipython ipykernel

Jupyter Kernels and the Jupyter Extension · microsoft/vscode-jupyter Wiki

訳(ChatGPT):

注記: 使用したいPython環境に jupyter をインストールする必要はありません。コードの実行やノートブックに対する処理には、IPythonIPyKernel のみが必要です。これらを利用して、Pythonプロセスをカーネルとして起動し、コードを実行できます。詳しくは、wikiをご覧ください。

pip install ipython ipykernel

というわけで、インストールするのはipythonipykernelだけでよいのです。

実行するコマンド

uvのインストール

WSL2のシェルで以下を実行します。インストール済みなら飛ばしてください。

Bash
curl -LsSf https://astral.sh/uv/install.sh | sh

環境作成~パッケージのインストール

Bash
cd {移動したいディレクトリ} # Jupyter Notebookを使いたいディレクトリに移動
uv init
uv add ipython ipykernel
uv venv

これでOKです。あとは、VSCodeでuv initしたディレクトリを開き、拡張子が.ipynb形式のファイルを作成します。そして、それをShift + Enterで実行する際、カーネルを選択するよう促されるので、そこで先程作成したvenvを選択すればOKです。普通はそのディレクトリのvenvが一番上に候補として出てきます。

Pythonのパッケージを追加したければ普通にuv add {パッケージ名}で追加しましょう。まぁJupyter Notebook内で!uv add {パッケージ名}としても良いですが…

参考情報

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